このタイトルは当院にいらっしゃる患者さんからいただく感想の一つです。
「なんだか身体が楽な方向へ向かっている気がします。分からないけどなんか楽ですね。」
「そういえば、痛みが無くなってる・・・」
「あれ?楽に動かせる・・・」
こんな感じの反応です。
強圧マッサージや指圧を受けている人が見せるようなリアクションとは違います。
「効く~!痛気持ちいい~!」といった感じではありません。
静かに沸々と身体にエネルギーが巡るような感じでしょうか。
派手には見えませんが確実に整える感じです。
じわじわ、後から遅れてやってくるような。
ふと気付いたら・・・。
「あれ、そういえば肘が痛くない」
「あ、首がまわる!」
「毎朝、起きる時に感じていた腰痛が軽くなってる・・・?」
状態を尋ねたり、確認するときに症状が消失していることに気づく方が多いのです。
若干の困惑と驚き。
症状が緩解することが大切ですが、強圧刺激の施術は行いません。
理由は2つ
①強いマッサージを身体がストレスとして感じ取るため、様々なホルモンが分泌されて身体が興奮状態になり身体がスッキリとした感覚に襲われます。
これはホルモンによる一時的な興奮状態であり、身体の中に存在する健全を保つための仕組みは機能していないのではないかと私は考えます。
②強い力での施術は筋肉や筋膜を傷つけてしまい炎症を起こしてしまうこともあります。内出血やらを引き起こしてしまうこともあるようです。強い刺激に慣れると感覚が鈍くなってしまい身体は更に強い刺激を求めてしまいます。さらに強い刺激を求めて身体へストレスを加える。これは果たして終わりはあるのか?負のスパイラルですね。
*強い刺激を用いなければいけない状態の時もありますが、お身体の状態を考慮して本人の了承に得てから行います。決して全てのマッサージを否定しているわけではなく、強すぎる刺激は身体にとってデメリットが多く含まれているということです。マッサージで多くの人を救っているセラピストももちろんいらっしゃいます。
あ・・・勿論、患者さん側の意見もわかります。
「1秒でも早く、とりあえずこの痛みをどうにかしてほしい」
この気持ちにお答えしたい気持ちも十分にあります。
ですが強い刺激は極力用いません。
少ない刺激で身体にしっかりと働きかける施術を心がけています。
そのために経絡、経穴(ツボ)を用いたりもしますが、両手の親指でぎゅーっと指圧したりはあまりしません。
オステオパシーの施術は身体と対話するようなものです。
また対話といっても8割は相手の身体の反応をみる・・・といった具合です。
どのようにすれば相手の身体が楽になるのかを身体が教えてくれます。
その身体の声を手を通じて聞き取ります。
それに従って、そばで見守るように身体を観察していると不思議と身体は
リラックスしてゆるみ始めます。
オステオパシーの施術をうまく説明するのは難しいですね。
エネルギー療法のような要素もきっと入っていますが、身体のもつ生理的な機能を
活用しながらの施術であることは間違いありません。
「外から特別に何かを足したりしない、目の前にあるものから何も引かない。」
これはオステオパシー創始者の言葉です。
すべて身体の中にあるもので完結するといったニュアンスでしょうか。
この言葉、オステオパシーの哲学を忘れずに患者さんと向き合います。
0歳から100歳まで安心して受けることができる姪浜の整体院
オステオパシー整体院 「修」 はどんな人もお待ちしております。
院長:長友 修平(ながとも しゅうへい)
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【院長】長友修平
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